テレビ・ゲーム「非日常」にしてメリハリを!

勉強の息抜き対策

テレビやゲーム、スマホに夢中になって子どもが勉強しない、と悩むお母さんは多いと思います。

「受験は母親が9割」佐藤亮子さん著を読んで📚

著者である佐藤家の場合、テレビは2階の、夏は暑くて、冬は寒い部屋にあります。子どもたちの勉強机はリビングにありますし、その隣の部屋で布団を敷いて寝るので、普段はあまり行かない部屋です。

すべての時間を童謡を聴かせたり、絵本の読み聞かせをしたりする時間に使いたかったので、長男が生まれる前にはテレビは2階に移動させたそうです。

ただ、中学校に行き始めると、友達の情報などで「おもしろい番組があるみたいだから、見たい」と言うことがありすよね。
その時は、試験前などでなければ、その番組に限って見せるようにしていました。
この時の約束は、1時間のドラマが終わったらバチシと消す。
「時間を守る」。
これは絶対に守らせていたそうです。
そうしないと、だらだらと見てしまって、ドラマだけだったはずが、その次のスポーツ番組も、そして深夜番組も……と際限がなくなって、いつの間にか「テレビがある生活」になってしまいます。

ゲームも買わない方針だったのですが…
ニンテンドーDSがはやりだした時、「世の子どもたちがそんなにはまるとはどんなものなんだろう」と思い家族分買ったそうです。
ゲームをするのもテレビのある2階の暑くて寒い部屋。ゲームをなんとなくするものではなく、「よし、やろう」と腰をあげて取り組まなければならないルールにし、このルールづくりはお母さんの仕事だと思います。

漫画は、歴史ものなど勉強に役立つもの以外は買わない方針でした。
けれど、次男はこっそり買っていたのをちゃんと知っています。帰ってきて、ぴゅ-つと2階にあがって読んでいました。次男なりにママの前で読んじゃいけないとわかってるわけですし、こっそりやるのが楽しいんだろうな、と思って放っておきました。

さじ加減が難しいところですが、子どもたちがルールを守っているかぎり、ガミガミと細かいことを言わないのも大事なポイントだと思います。