【2025年5月】住宅ローン最新金利情報
~固定型引き下げ・変動型は据え置き~
2025年4月30日、大手銀行5行が5月の住宅ローン金利を発表しました。
三菱UFJ銀行をはじめとする各行は、10年固定型金利を引き下げる一方で、変動型金利は据え置きとしました。
固定金利が下がった背景は?
今回の固定型金利の引き下げは、基準となる10年物国債利回り(長期金利)の低下を受けたものです。
5月の10年固定・最優遇金利
- 三菱UFJ銀行:1.63%
- 三井住友銀行:1.80%
- みずほ銀行:1.60%
- 三井住友信託銀行:1.865%
- りそな銀行:2.055%
変動型は据え置き、その理由は?
住宅購入者の約8割が選ぶとされる変動型金利については、5行とも据え置きとなりました。
日銀が1月に実施した利上げの影響を受け、4月にすでに引き上げられていたため、今回の追加調整は見送られた形です。
金利の動きで「借り換え」も活発に
近頃は、金利の動きに敏感な方々を中心に、住宅ローンの借り換えを検討する動きも広がっています。
- りそな銀行では、2〜3月の借り換え事前審査が約1000件(前年同期比2.3倍)
- SBIアルヒでは、変動型から全期間固定型への借り換えが前四半期比で4倍
借り換え後の金利が高くなる場合もありますが、今後の金利上昇リスクに備え、「安心を買う」動きが出てきているのが特徴です。
住宅ローンに関するご相談も承ります
「借り換えを検討したい」「固定と変動、どちらを選べばいいの?」「月々の返済額は?」
など、住宅ローンに関するご相談はいつでもお気軽にお問い合わせください。
お客様一人ひとりに寄り添ったご提案をいたします。