いま読んでいるのが「高橋是清自伝」📗
高橋是清の海外流浪時代の一節に興味深いことが書いてあった。
高橋是清が少年時代にアメリカに行っているときの話だ。(明治時代のアメリカでの話)
「○○人は大概の者は3年半ぐらいで1,000ドルを貯める、そうして、その金を持って国に還り、今度は兄弟や親類を稼ぎに出すという塩梅。
でも、 アメリカの物を買ったのはこの長靴1つ、それが11ドル で、あとは皆国から取寄せているというような次第で、全く、守銭奴式に金を貯めていた」
日本人はいささかそれと趣きが違う。
「日本人と○○人とは大変にちがう。 家にいる保兵衛が、始めて貰っ た給料を何に使うかと見ている と、真先にヘボンの辞書を買っ て勉強する、○○人なら何を措いても金を貯めるが、それとは大変な相違だ」
これをどう受け止めました?
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