大雪です⛄先日は寒さで凍結するお家が続出、今回は大雪⛄もし雪でお家に損害があったら…参考までに👇
雪災（せつさい）とは、大雪や豪雪、雪崩が原因で生じる災害のことです。
雪が多く降る地域では、雪の重みで家屋やカーポートが倒壊することがあります。また大雪によって、給湯器や室外機などが故障するケースは少なくありません。ただし融雪水の漏入や凍結、融雪洪水（こうずい）、除雪作業による事故は、雪災に該当しません。
雪によってご自宅に被害を受けた時には『火災保険🔥』の利用を考えましょう！
火災保険に加入していれば雪害による建物の損傷について保険金を利用できる可能性が高いからです。
（認められないケースもありますのでご注意ください。自己負担も発生することも）
※「除雪作業中に外壁にキズをつけてしまった」💦
といった場合には「物体衝突」「不測かつ突発的な事故（破汚損）」等で支払われる可能性が高いです。
「雪が原因の事故」という観点では、「不測かつ突発的な事故（破汚損）」が役立つこともあるので、保険料は高いんですけれども付帯をお勧めしますね。
※「不測かつ突発的な事故（破汚損）」の場合、免責金額が発生しますのでご注意ください。
雪災で火災保険の保険金が支払われるケース
・雪の重みで建物の屋根が変形した
・雪の圧力で窓ガラスが割れた
・近くの山で起きた雪崩に巻き込まれて建物や家財が被害に遭った
・カーポートが雪の重さで壊れた
・エコキュートに雪が落ちて破損した
・雨樋が破損した
等
※個人賠償責任保険で対応（火災保険🔥や自動車保険🚙を確認）
・自宅の落雪で隣の自動車が破損した（火災保険対象外、車やバイクは自動車保険の対象になります）
・自宅の落雪で近所の建物を破損した（火災保険対象外）
・自宅の落雪で通行人に怪我を負わせた（火災保険対象外）
等
支払われないケース
・自然または摩耗で劣化した場合
・屋根の雪下ろし中に屋根から落下し隣家の窓を壊した
・雪解けによる洪水や地すべりで住宅に被害が生じた
・カーポートの屋根が落ちて車のフロントガラスが割れた
等
ちなみに、雪解け水による洪水は、雪災補償ではなく「水災補償」で補償されます。
火災保険に加入する際、保険料を抑えるために水災補償を外す人は少なくありません。雪に対する備えを手厚くしたいのであれば、火災保険に水災補償を付帯すると安心でしょう。
融雪水の漏水・凍結は×
屋根や外壁等が雪災害により破損し当該箇所から漏水した場合は支払対象となりますが、「すが漏れ」等による漏水被害、「凍害」による被害はお支払対象外となります。
※“すが漏れ”は屋根に溜まった雪解け水が軒先などで凍結し堤防上になることで、屋根上に雪解け水が溜まり、屋根材の隙間から室内に入り雨漏りの発生や軒先などを腐食させる現象です☔
雪、融雪水その他これらに類するものの吹込み、浸み込みまた漏入によって生じた損害については、建物または屋外設備装置外側の部分が雪災によって破損することにともない、その破損部分から「建物または屋外設備、装置の内部の吹込み、浸み込みまたは漏入することによって生じた損害」に限り対象となります。
請求期限は3年まで
火災保険の請求期限は災害が起きてから3年となります。
被害を受けたら、できるだけ早めに保険の請求をしましょう。
火災保険金の補償額と請求方法
火災保険は、実損払方式で保険金が支払われるため、契約時に設定した保険金額がそのまま支払われるわけではありません。
建物や家財が損害を負ったときに、契約時に定めた保険金額を上限に、以下の計算式で求められる損害保険金が支払われます。
【損害保険金の計算式】
損害保険金＝損害額－免責金額（自己負担額）
※損害額は工事屋さんから見積書をとりましょう📄
免責金額とは、契約時に決めた自己負担金額のことです。免責金額を高く設定するほど自己負担額は増えますが、支払う保険料は割安になります。
凍結も怖いですが、雪災も嫌ですね～⛄
被害が起きる前に周辺の整理整頓、被害に有ったら写真被害状況の保管と保険屋さんに連絡しましょう📞
お気を付けください。
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